その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日は天笠淳さん(原作)、橋本かをりさん(マンガ)の『 マンガ 技術者が悩んだら読む本 若手育成・給与・キャリア 心配が晴れる46の知恵 』。天笠さんの「まえがき」、橋本さんの「あとがき」、本文から第1話「新人を困らせるプライベートな雑談、業務上の会話で距離を縮めるネタ3選」をお届けします。

【まえがき】

 私は人事・組織開発業務に長年関わってきました。ウェブサイト「日経クロステック」にて、2018年からほぼ毎週「働き方」に関するコラムを連載してきました。ご愛読いただいた皆さまのおかげで、マンガ化、さらに書籍化という新しい挑戦が実現しました。文字でのメッセージがマンガという形で広がり、働くことに関して気づきや楽しさを発見する機会となれば非常にありがたいです。

 橋本かをりさんが描き上げてくださった一コマ一コマには、情熱と工夫が詰まっています。日経クロステックの編集者の方々にも、より多くの読者に楽しんでいただける作品となるよう尽力してくださいました。さらに、本書の登場人物はほぼ実在の会社員を基にしており、モデルとなる方々との出会いがなければここまでリアリティーのある作品にはならなかったと思います。改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。

 本書に収録した46の知恵が、読者の皆さまにとって新たな一歩を踏み出すきっかけになることを心から願います。

タレントマネジメント代表取締役/パフォーマンスコンサルタント 天笠 淳

【あとがき】

 『マンガ 技術者が悩んだら読む本』を手に取ってくださりありがとうございます。ウェブサイト「日経クロステック」でのマンガ連載開始から早2年、本書は私自身にとって漫画家として初の書籍化ということもあり、喜びもひとしおです。

 かつて企業に勤めていた頃の記憶を思い出しつつ、毎話楽しく描かせていただきました。共感できるキャラクターや「こんな人いるいる!」というキャラクターはいましたでしょうか?

 本書は組織での人間関係やキャリアデザイン、ワークライフバランスなど、技術者の方だけでなく多くの方に共通する話題も多かったのではないでしょうか。私自身、満員電車に乗って毎日通勤していた頃と、在宅勤務中心の現在とではまったくライフスタイルが変わったなあと感じます。あっきーや谷部長のように前向きで新しいことには貪欲に、でもあまり肩肘張らずに状況を受け入れる、そんなマインドで生きるのが良いのかもしれません。身の周りのちょっと元気のない人や疲れている人にも本書を薦めていただけると幸いです。

 原作者の天笠淳さん、編集担当の浅野祐一さん、河合基伸さんをはじめ、本作に関わっていただいた皆さまに心より御礼申し上げます。

漫画家・イラストレーター 橋本 かをり

画像のクリックで拡大表示
画像のクリックで拡大表示

【目次】

画像のクリックで拡大表示
画像のクリックで拡大表示