元陸上選手で男子400メートルハードルの日本記録保持者(2022年3月現在)で、執筆活動や会社経営で幅広く活躍する為末大さん。すきま時間を活用し、多いときは1日に5冊もの本を読む。人生の大舞台を踏んだあの時も、本を読んでいた。「読めば読むほど、読みたくなる」――なぜ、為末さんは読書を通してそこまで思考を深められるのか。おすすめの5冊について聞きながら、為末さんの頭の中をのぞく。(写真/尾関祐治)