お金を貯めたい、増やしたいと思っていても実際は怖い・難しい・面倒くさいことばかりで何から始めたらいいのかわからなかったりしませんか? そんな疑問にお金の教室「富女子(ふじょし)会」を主宰する永田雄三さんと先輩女子たちがこたえた著書『 1000万円を貯めた女子100人がやったこと、やめたことリスト 』から一部を抜粋し、貯金をするうえで「本当に役に立ったコツ」を1テーマごとに簡潔な解説で紹介します。9回目は「お金持ちになれない人が持っているお金の勘違い」ついて。
知識をつける+行動ができる人が「お金持ち」になる
この連載 では普通の女性が1000万円貯めるために必要な、さまざまな知識について説明をしてきました。
知識がないのは論外ですが、知識だけで行動に移さなければ、それもまた意味がありません。しかし、知識を得たはずなのに、自分の間違った思い込みのせいで行動に踏み出せない方が大勢います。
そこで9回目と10回目では、多くの人が持ちがちな思い違いと、お金持ちになるために必要なマインドをいくつか、お話ししていきます。
資産を「貯金」「現金」で持っていることの危険性
「お金持ちになりたい」と言う女子たちが陥りがちな思い込みの1つ、それは、「お金さえあれば大丈夫」というものです。

なんて言う人もたまに見ますが、何かあったときにいちばん現金が頼りになると思っている人はかなり多いのです。
しかし、それは違います!
お金は価値が変わり続けており、全体としては、日本のお金の価値(日本円)は徐々に下がってきているのです。さらには、本当に困ったときに現金だけ握りしめていても、飢えをしのぐこともできません。
日本円は日本政府が発行しているお金です。政府がある限り、価値がまったくなくなるということはないかもしれませんが、為替レートが変われば、その価値は簡単に変わります。「1ドル=100円」と「1ドル=150円」では、価値が大きく違うのです。
ですから、資産をすべて「貯金」「現金」で持っておくのは、危険です。特に1000万円くらい貯まってからは本当にそうで、最近は銀行でさえも、1000万円までしか保証してくれなくなりました。
ぜひ、現金以外にも、不動産や株、保険など、ご自身でバランスシートを描いて資産の配分をしてください。とにかくお金さえあれば、という発想ほど、リスクの高いものはありません。

(文中コメント図=イラスト/いそのけい、デザイン/若井夏澄)
永田雄三(著)、日経BP、1760円(税込み)
