内容紹介

投資家も注目する、これからの企業に求められる
「人=資本」の経営についての入門書。


これまで多くの企業では、社員は“コスト”として捉えられてきた。
だが、これからの時代、社員をそのように扱う企業は通用しなくなる。
長時間労働などを行うブラック企業は避けられ、
企業としてこれまで以上にクリーンでホワイトであることを
求められる時代になりつつある。

少子高齢化が進み、海外の企業とも人材確保のための競争が
激化することが予想される昨今、
優秀な人材に選ばれるホワイトな企業となるために、
コンサル・証券会社出身の著者が、
経営者目線・投資家目線・組織の専門家目線から、
「人=資本」と捉えて、従業員の“Life Time Value(生涯価値)”を高める
「人的資本経営」のポイントを解説する。

さらに、現在メンタルヘルスのソリューションサービスを手掛ける著者が、
病気になって休職する社員を減らし、休職から離職へと進む事態を防ぎ、
そもそもの人材流出を起こさないために、
政府も推進を掲げる「健康経営」の進め方も紐解く。

ヤフーやメルカリなど、すでに社員がイキイキと働く
「ウェルビーイング」な組織作り・職場作りを進めている
企業のインタビュー事例や、現役機関投資家のリアルな声も掲載された、
経営者・人事担当者必見の一冊。

株式会社ワーク・ライフバランスの代表取締役社長 小室淑恵氏も、
『人を大切にする組織が業績も上がるのはなぜか』が
クリアに理解できる一冊です
」と推薦する本書をもとに
「人=資本」の経営を始めよう!

目次

第1章 なぜいま、人的資本経営が求められているのか
第2章 経営者と人事担当者が知っておくべき人的資本経営のヒント
第3章 ホワイトな職場作りに有効となる本質的な健康経営の実践
第4章 従業員がイキイキと働くための環境作り
第5章 人的資本経営に取り組む企業の実践例