なりふりかまわず台湾や韓国の企業を囲い込む米国、経済制裁で追い込まれて国内生産に走り出す中国、次世代チップの開発を目指す新会社ラピダスを電光石火のごとく設立した日本――。日増しにきな臭くなる国際情勢のなかで、各国は国家の存亡をかけて半導体の争奪戦を繰り広げている。その先に現れるのは、いったいどんな世界なのか。『2030 半導体の地政学[増補版] 戦略物資を支配するのは誰か』(太田泰彦著)より抜粋・再構成。(写真:show999/stock.adobe.com)