2025年11月、日本のファストフード業界、いや、飲食業界までも揺るがすビッグニュースが飛び込んできた。バーガーキングの日本事業を運営するビーケージャパンホールディングスの全株式を、米金融大手のゴールドマン・サックスに売却することが判明したと、大手メディアがすっぱ抜いたのだ。実際の買収額は約800億円、破格の値が付いた。しかし、最初から経営が順調だったわけではない。1993年の日本初出店から25年以上赤字が続き、バーガーキングは「外資系の失敗ブランド」の烙印を押されていた。そんな逆境を乗り越え、日本のバーガーキングを大きく育てた立役者であるビーケージャパンホールディングス代表取締役社長がつづった『バーガーキング流 逆襲のマーケティング UNDERDOG MARKETING』から一部再構成してお届けする。