時価総額世界一を2024年6月に達成した米エヌビディア。AI(人工知能)最強企業として市場全体を左右する影響力を持つ同社は、どのようにして誕生したのだろうか。なぜAI半導体で「無双」が続くのか。ジェンスン・ファンCEOによる型破りな経営と、GPU(画像処理半導体)を中心とする技術の両面を、シリコンバレー駐在記者が徹底取材で深掘りし、その強さの本質を明らかにする。エヌビディアに死角はないのか、日本企業にも勝機がある次なる100兆円市場とは何か──。『NVIDIA(エヌビディア)大解剖』(島津翔著、日経BP)から一部を抜粋してお届けする。(写真=的野 弘路)