内容紹介

テ ク ノ ロ ジ ー と 人 間 の 本 質 を 見 つ め 続 け た
賢 者 が お く る 、 珠 玉 の 人 生 の ア ド バ イ ス


テクノロジーと人間の関係について、ポジティブな未来を示し続けてきた希代の思想家、ケヴィン・ケリー。巨大テック企業の総取り現象や、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスらの活躍をいち早く言い当て、「ビジョナリー(予見者)」とも称される彼が、子どもたちに伝えたいと願った「幸せな人生をかなえるための知恵」とは?



68歳の誕生日、ケリーは成人を迎えたわが子に向けて、人生を通して学んだことで、もっと若いときに知っておきたかったと思うことを書き留め始めた。本書は、そうして彼が何年もかけて書きためた500個のアドバイスを1冊の本にまとめたものである。

「ビジョナリー」と呼ばれる著者が一人の父親として子どもたちに伝えたいと考えたのは、実は最先端のテクノロジーやビジネスの成功などに関することではなく、情熱、創造性、仕事、生き方、家族、友情、誠実さの価値など、彼自身が自らの人生を通して学び、古今東西の賢人たちが時代を超えて語り継いできた、人間の叡智とも言える素晴らしい知恵だ。

時代の先を見つめ続けてきた賢者が綴る優しくも力強いメッセージは、そっとあなたを勇気づけてくれることだろう。ぜひ、心に響く言葉の数々を堪能してほしい。

【「おわりに」より】

本書で紹介するのは、主として時代を超えた叡智とでも呼ぶべき言葉だ。その中には、誰かから聞いた知識もあれば、長年言い伝えられてきた不朽の知恵や、僕自身の経験に照らして共感できた現代の格言もある。真の意味で僕のオリジナルとは言えなくても、すべて自分なりの言葉で表現するよう努めたつもりだ。

これらのアドバイスは、いわば種子のようなものだと思っている。その気になれば、それぞれの言葉を膨らませて、長いエッセーを書けるだろう。それでも、重要な教訓をできるだけ圧縮して、ツイッター(現「X」)の投稿のようにシンプルに記した。読者のみなさんには、自分の状況に合わせ、これらの種子を膨らませて考えてほしい。

そして、本書のアドバイスに共感できた人は、ぜひ自分よりも若い人たちに教えてあげてほしい。

【目次】
はじめに

僕が若いときに知っておきたかったこと
日本語版への特別の言葉

おわりに

謝辞
解説──あなたがこの本を読む前に知りたかったかもしれないこと(服部 桂)