世界の掃除を変えた革命的ヒット商品、花王「クイックルワイパー」誕生の裏には、開発者たちの知られざる苦悩と、6年にわたる経営陣との激しいバトルがあった。家庭に訪れた「フローリング時代」の到来。そこに向けて花王内でひっそりと開発が進められていた「HP-104(ダストワイパー)」。しかし、経営陣から受けたのは「ダメ出し」の連発。それにもめげず、現場判断で全国販売へと突っ走る開発者たち。結果は経営陣の見立てを“裏切る”ほどの大ヒット――。会社から見放され、追い詰められた異端開発者たちの奮闘ぶりを、花王の現役上席執行役員がつづった『6200万本売れた「ダメ出し商品」 花王「クイックルワイパー」誕生の大逆転物語』から一部再構成してお届けする。