コミュニケーションのとり方や働き方は、絶えず変化しています。近年のオンライン・コミュニケーションツールの充実やリモートワークの導入によって、便利さや効率性が上がった一方、「快適さ」に関しては、必ずしも上がったとは言い切れません。例えば、「急ぎでもない電話で集中が妨げられた…」「複雑な話をメールで伝えようとして、誤解されてしまった」などのツール選択の失敗、「会社からは『原則出社』と言われたが、出社の意味をあまり感じない」「結局、旧来の働き方にとらわれている」といった変化に対する反応や「有給取得奨励や残業抑制と言われても、現実問題として実施できない」といった問題は、多くの職場で起こっています。この変化する時代の中で、「快適に働く」ためにはどうしたらいいのでしょうか。本連載では、経営学などの学術研究を踏まえて考えます。(イラスト:PureSolution/stock.adobe.com)