「日経BOOKプラス」は2023年、約1500本の記事を公開してきました。著名人の選書記事、「日経の本」の著者インタビューや対談、話題のテーマを解説する「今を読む」、人気連載「名門校の推薦図書」「あの会社の課題図書」、「日経の本」からの抜粋記事、毎日掲載している「まいにち『はじめに』」などです。その中で、よく読まれた記事は何だったのでしょうか。アクセスランキング上位20本をご紹介します。
(注)2023年1月1日~12月17日のアクセス数による。2022年11月1日以降に公開された記事が対象。

第1位~第3位

■第1位

 2024年1月から新制度がスタートする新NISA(少額投資非課税制度)。2023年までのつみたてNISA、一般NISAが新制度移行でどうなるかを解説した記事が、年間1位になりました。新NISAを解説する本としてヒットしている『 大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術 』(竹川美奈子著/日本経済新聞出版)からの抜粋記事です。

 この記事は2023年4月に公開されて以来、今に至るまでコンスタントに読まれ続けています。新NISAに対する強い関心がうかがえます。

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■第2位

 第2位は、江戸文化研究家・田中優子さんの連載 「田中優子の『江戸と江戸時代を深く知るための本』」 の第4回が入りました。

 この記事では『 「鎖国」という外交 』(ロナルド・トビ著/小学館)を取り上げ、鎖国のイメージが強い江戸時代は、実は朝鮮通信使や琉球使節、東インド会社などを通じて世界中の文化が流入し、庶民レベルでの交流も盛んに行われていたことを紹介しています。

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■第3位

 43.24歳からが「おじさん」。博報堂生活総合研究所の調査によって明らかになった分水嶺です。第3位に入ったこの記事は、連載 「『40代おじさん』を読み解く」 の1本で、40代おじさんの残念な特徴を、調査結果にもとづいて次々に明らかにしていきます。書籍『 -30年調査でみる- 哀しくも愛おしい「40代おじさん」のリアル 』(前沢裕文著/日経BP)に収録された、日経クロストレンドからの転載記事です。

 本連載では、奥田民生さん、田村淳さん、弘中綾香さんら著名人が登場。これらの記事もよく読まれました(以下から読めます)。

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第4位~第6位

■第4位

 2023年は関東大震災から100年でした。この記事では、地球科学の第一人者で地震や火山噴火を研究する鎌田浩毅・京都大学名誉教授に、今後どのような大地震が予測されており、私たちはどう備えればよいのか、聞きました。鎌田さんは、自著を紹介しながら、「南海トラフ巨大地震は2030年代に必ず起きる」と断言します。

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■第5位

 2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』の時代考証を担当した歴史学者、小和田哲男さんにインタビューした連載 「小和田哲男の『新しい家康』が見える3冊」 の第2回がランクインしました。

 この記事では『 図説 徳川家康と家臣団 平和の礎を築いた稀代の“天下人” 』(小川雄、柴裕之編著/戎光祥出版)を取り上げ、なぜ徳川家康が天下人になれたのか、その人物像を織田信長、豊臣秀吉と比較して分析しています。

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■第6位

 少子化が止まりません。2022年の出生数は約77万人と統計開始以来初めて80万人を割り、2023年はさらに落ち込んで70万人台前半となる見込みです。急激な少子化はなぜ起きるのか、分析した記事が第6位となりました。

 本記事をもとにした書籍『 なぜ少子化は止められないのか 』(藤波匠著/日経プレミアシリーズ)を2023年5月に発売。本書からの抜粋記事 「なぜ少子化は止められないのか」 も日経BOOKプラスに連載しています(以下から読めます)。

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第7位~第10位

■第7位

 この世界は、天才と秀才と凡人でできている。でも、三者は殺し合うことがある――。第7位には、13万部のベストセラー『 天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ 』(北野唯我著/日本経済新聞出版)をマンガ化した『 マンガ 天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ 』(北野唯我著/星井博文シナリオ/松枝尚嗣作画/日本経済新聞出版)を抜粋、再構成した記事が入りました。全編マンガで構成され、物語の肝である天才と秀才と凡人の関係図を分かりやすく伝えています。

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■第8位

 今、最も注目を集める企業家の一人、イーロン・マスクの生い立ちを紹介する記事が第8位に入りました。マスクが少年時代に受けていた壮絶ないじめと読書の関係を取り上げます。

 この記事は連載 「天才読書 マスク、ベゾス、ゲイツはどんな本を読んでいるのか?」 の第1回。この連載は、書籍『 天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊 』(山崎良兵著/日経BP)から抜粋、再構成したもの(初出:日経ビジネス電子版)で、マスクのほか、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツといった著名経営者がどのような本を読んでいるのか、紹介しています(以下から読めます)。

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■第9位

 東京工業大学で特命教授を務めるジャーナリストの池上彰氏と、現役学生・卒業生の有志らが2017年8月に始めた「池上読書会」。第50回を記念して開催されたイベントの模様をリポートした記事が第9位になりました。池上さんや卒業生、在校生ら5人が、これまでの読書会で取り上げた本でお薦めのものや、読書の意義を語り合います。

■第10位

 第10位は、偏差値35から2浪で東大に合格した現役東大生、西岡壱誠さんの記事。人気マンガ『 ドラゴン桜2 』(三田紀房著/コルク)の担当編集の一員となった西岡さんが、何百人もの東大生に取材して、頭がいい人の条件を説きます。『 ドラゴン桜 』(三田紀房著/講談社)からマンガも抜粋し、分かりやすく解説します。

 この記事は、西岡さんの著書『 偏差値35から東大に合格してわかった 頭がいい人は○○が違う 』(日経BP)を抜粋・再構成した連載 「元・偏差値35東大生が考える『頭がいい人は○○が違う!』」 の第1回(初出:日経ビジネス電子版)。その他の回もよく読まれています(以下から読めます)。

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【2023年 記事アクセスランキング TOP20】

順位 記事タイトル
1 新NISA開始で今のつみたてNISA、一般NISAはどうなるのか?
2 田中優子 「江戸時代は鎖国」の誤り 庶民の交流も盛ん
3 「43歳からおじさん」が調査で判明! 「7つの特徴」を大分析
4 鎌田浩毅「2030年代に南海トラフ巨大地震、日本の半分が被災」
5 小和田哲男 家康にあって信長、秀吉にはないもの
6 止まらぬ少子化 出生数7年で20%超減少、80万人割れの衝撃
7 凡人か、秀才か、天才か、人は3種類 凡人は天才を殺す
8 イーロン・マスクの人生を変えた少年期の「壮絶いじめ」と「読書」
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10 『ドラゴン桜』が教えてくれる「頭がいい人と悪い人の決定的な差」
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